2023年12月14日木曜日

生産性向上!ショートカットキーと便利機能のご紹介


今回の記事では、日常的に利用するとPCの作業効率がアップして、
生産性向上につながるショートカットキーと便利機能をご紹介します。

定番のものを中心にご紹介していますが、
意外と知らない便利な機能があるかもしれませんので、
ぜひ、最後まで目を通していただければ幸いです。


【便利なキーボードのショートカットキー】

ショートカットキーのイメージ

①「Ctrl」+「C」(Copy):文字や画像、図形、フォルダやデータ等のコピー


②の「貼り付け」とセットで最も使うショートカットキーの一つだと思います。
「Word」や「Excel」などのアプリ上での操作はもちろん、
「デスクトップ」や「ドキュメント」等にある「フォルダ」や「ファイル」、
「ブラウザ(ChromeやEdge等)」に表示されている「文字」などもコピーできます。

②「Ctrl」+「V」(paste oVerのV?):貼り付け


①の「コピー」や③の「切り取り」を行った後に使用します。
なぜ、貼り付けなのに「V」なのかというと諸説ありますが、、
「C」の隣にあり、操作しやすいからというのが有力で覚えやすいと思います。
裏技として「Shift」も一緒に押すと「プレーンテキストとして貼り付け」ができます。

③「Ctrl」+「X」(✂):切り取り


こちらも②の「貼り付け」とセットで使うことが多いショートカットキーです。
ホームページ等の削除できないデータを除き、①とほぼ同様に使用できます。
選択した文字やフォルダ、ファイル等を切り取ることができるので、
削除する手間が省けます。

覚え方としては、「C」の隣にあるということと、
「X」が「ハサミ✂のマーク」で「切り取り」と覚えると良いかと思います。

④「Ctrl」+「Z」(アルファベット最後の文字だから戻るしかない?):元に戻す


こちらも使い慣れると本当に便利なショートカットキーです。
間違えて文字やフォルダ、ファイルを消してしまった時など、
この機能で消す前の状態に戻すことができます。

Zの由来が全く分かりませんが、、「Ctrl」に一番近いアルファベットのキーなので、
覚えやすいかと思います。最も使いこなして欲しいショートカットキーの一つです

また、「Ctrl」+「Y」(Zの一つ前だから?)で「『元に戻す』を元に戻す」
こともできるので、何か誤操作をしてしまった可能性がある時は、
とりあえず「Ctrl」+「Z」を押してみて、違ってたら「Ctrl」+「Y」を押す
というのも手かもしれません。

①~③でご紹介した「C」「V」「X」のキーとも配置が近いので
一緒に覚えると良いと思います。

⑤「Ctrl」+「F」(Find):文字検索


「ブラウザ(ChromeやEdge等)」やOffice(WordやExcel等)、PDF等
様々なアプリ上で文字検索ができます。

検索に該当した文字は強調されたり、複数該当した場合は「Enter」キーで
次の該当した文字に移動することができます。

注意点としては、ブラウザの場合は、表示しているページ内での検索になり、
Excelの場合は、デフォルト(初期値)だと、シート内での検索になります。

⑥「Ctrl」+「S」(Save):上書き保存


 作業中にExcelが固まってアプリを強制終了するしかなかったケースなどが良くあります。

ExcelなどOfficeの機能で10分ごと(設定による)に自動回復用データは残りますが、
復旧しても作業のやり直しが発生したり、学内設置PCのように、環境復元ソフトが入ったPCでOSがフリーズして再起動が必要になったら、残念ながら復旧できないケースがほとんどです。

大学に設置してあるPCで作業する場合は、データの消失などのトラブルを防ぐために、データをあらかじめ保存(Uドライブは200MBまで)した上でこまめな上書き保存「Ctrl」+「S」をお勧めします。(大事なデータはクラウドやUSBメモリなどにバックアップ!)

Microsoft 365 を利用の場合、Word、Excel等で自動保存機能を使用できます。
個人所有のPCは大学ライセンスのMicrosoft365導入できるので、WordやExcelなどのデータはOneDriveに自動保存設定が可能です。(学内に設置してあるPCは、2023年12月現在「Office2019」です。ファイル保存の作業が必要になります。)


■画面のスクリーンショットを撮る(4つご紹介)


⑦「PrintScreen」:画面全体を撮る


「Prnt Scrn」や「Prt Sc」など、略されている場合もあります。
機種によってFnキーの併用が必要な場合があります。

⑧「Alt」+「PrintScreen」:アクティブウインドウのみを撮る


⑨「Windows」+「Shift」+「S」:「切り取り&スケッチ」または「Snipping Tool」を起動して撮る


この3つはペイントやWordなどのアプリに貼り付けて使用します。


⑩「Windows」+「PrintScreen」:画面全体をファイルとして保存する


「ピクチャ」の中の「スクリーンショット」フォルダに保存されます。


【その他、便利機能】


①ダブルクリック、トリプルクリックで単語や文章を選択


・ダブルクリック:単語の選択
・トリプルクリック:文章の選択

ダブルクリックの単語の選択は様々な場面で使えますが、
「OneDrive」や「Microsoft365」など英語の単語を選択するのに特に使えると思います。

②一度確定した単語を再び変換する


再び変換したい単語を選択し「変換」or「スペース」キーを押すと変換できます。
(例)「統計大」と誤変換してしまった文字を選択→「変換」キーを押す→
   「東経大」を選択→Enterで確定

③絵文字の入力


「Windows」+「.」(ドット):🤣😒👍🙌🎶🚓🥞🧂🧑‍🎄 など絵文字を入力できます。
(最後、ショートカットキーに戻りましたが、番外編として絵文字をご紹介しました😊)


以上になります。


今回は定番でよく使うものを中心にご紹介させていただきました。
知らない機能やお役立ち情報はありましたでしょうか?

まだまだたくさんご紹介したいショートカットキーや便利機能があるのですが、
ご紹介しきれないので、ぜひGoogleYouTubeなどで検索してみてください。

WindowsだけではなくMacのPCや、iPhoneやAndroidのスマホなどの
様々な便利機能裏技がたくさん紹介されていますよ。

今回の記事が、皆さんの学生生活や就職先で少しでもお役に立てば幸いです。


それでは、少し早いですが、よいお年をお迎えください。


東経大のイチョウ並木