2019年2月20日水曜日

まだまだ流行中です!

まだまだ流行中です!

インフルエンザウイルス感染症は例年11~12月頃に流行が始まり、
1~3月にピークを迎えます。
2月現在、インフルエンザウィルス感染症がまだまだ猛威を振るっているようですが、
皆さんはこの感染症を、なぜ「インフルエンザ」というのかご存知ですか?

「インフルエンザ」の語は16世紀のイタリアで名づけられたそうです。
当時も冬になると流行する”熱と体の痛みを伴う病気”だったようですが、
その頃はまだこの感染症が伝染性の病原体によって起きるという概念がありませんでした。
「何かの原因で汚れた空気が発生する」という考えが主流だったようです。

その汚れた空気は天体の悪い巡りあわせの影響を受けて発生すると考えられ、
当時の占星術師がその流行性感冒の病名を「影響」を意味するイタリア語で
「influenza(インフルエンツァ」と名付けたのが始まりとされています。

現在はウイルス感染症という原因も判明し、抗ウイルス薬やワクチンも開発されましたが、
当時と変わらず、毎年冬になると流行していますね・・・(^^;

旧暦では立春(2019年は2月4日)から「春」となり、この立春を超えると寒さがだんだんと和らいでいくそうです。
立春というと春という言葉がついていて温かい日のイメージがありますが、冬の寒さは2月がピーク。
インフルエンザやお腹の風邪など、寒い時期に流行るウィルスもまだまだ健在ですので、気を付けてお過ごしくださいね。