2015年3月12日木曜日

羽目の外しすぎにご注意を


先日テレビを観ていて、びっくりするニュースに出会いました。自分の無免許運転をネットで生中継した男性が逮捕されたという事件です。

今年のはじめには、売り場の食品につまようじを混入させた動画を公開した少年も逮捕されています。

スマートフォンとSNSの普及により、誰でも気軽に高品質な写真や動画をインターネット上に公開できるようになった昨今。上記のような法を犯すような過激な例以外にも、自分や他人のプライバシーや職場の機密情報を公開して問題になるなど、トラブルが後を絶ちません。

インターネット上に公開された情報は、投稿した本人が想像しているよりはるかに多くの、様々な人の目に触れる可能性があります。犯罪行為を行えば当然警察の目にも留まるし、匿名で投稿しているつもりでも、いつのまにか家族・大学・職場など見つかってしまうこともあります。そして、たとえ後から後悔して取り消したいと思ったとしても、一度インターネット上に公開してしまったものを完全に削除することはほぼ不可能です。

現在春休み真っ只中。どこかに出かけたり仲間と羽目を外したりして、「これはたくさんの人に見せたい!」と思うような面白い映像が撮れるかもしれません。そんなときには実際にアップロードを行う前に、それが世界中に公開しても大丈夫なものなのか、自分が投稿したものだと周囲に知られた場合どういった影響が考えられるのかなど、一度冷静かつ慎重に検討することをお勧めします。



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