2016年11月8日火曜日

たかが一秒、されど一秒

去る11月1日、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、来年元旦に実施される
「うるう秒」について記者会見を行いました。
「うるう秒」とは、地球の自転と、原子時計の刻む時間とのズレを補正するために不定期に
実施されるもので(Wiki参照)、来年1月1日日本時間午前8時59分59秒と9時00分00秒の
間に「8時59分60秒」が挿入され、1日が1秒だけ長くなります。

過去に「うるう秒」が実施された際には、SNS「ミクシィ」の一時アクセス不能や、外国航空
会社でフライトに影響が出るなどのシステム障害が発生したこともありました。
今回も障害に備えて、システム関連のエンジニアの方々は正月休み返上で待機を余儀なく
されるようで、「よりによって、なぜ元旦にやるんだっ!?」との恨み節もちらほら聞こえて
きますが、心中お察し申し上げます。

さて、先述のNICTですが、本部は
小金井にあり、日本標準時を示す
巨大なデジタル時計が社屋外部に
設置されています。

そのデジタル表示が来年元旦には
通常ありえない「08:59:60」と表示
されることから、物見高い人々らで
賑わうのではと予想されます。

東経大からも近い(徒歩15分ほど)
ので、興味のある方は初詣がてら
見物に行かれてはいかがでしょう?

ちなみに私は「一秒長い」寝正月を
決め込みますが。