今回は、みなさんの大切なデータを保存しているUSBメモリの取り外し手順についてお話します。
学校や自宅で真剣にレポートに取り組んで、そのレポートをUSBメモリに保存した後、ちゃんと取り外しの手順(http://www.tku.ac.jp/iss/guide/classroom/media/usbmemory/)を踏んでいますか?
↑ Windows10での取り外し手順
何も操作しないで、抜いてしまっても案外平気だったりするのがUSBメモリです。
しかし!!
パソコンがまだUSBメモリのファイルデータを書き換え途中なのに、USBメモリをいきなり抜いてしまうとUSBメモリ内のデータが損傷するおそれがあるんですよ!
USBメモリへのデータの書き込みは、コピーや移動、上書き保存等をした時と同時に行われるとは限らないのです。
少しの時間ではありますが、遅れて書き込まれることもありあます。
また、データを書き込んだ後に、ファイルを管理する管理領域も更新する処理が必要になります。
そこで、今USBメモリ内にあるファイルに書き換えなどを行っていないかをチェックし、外せる状態にしてくれるのが取り外しの手順と言うわけです。
たとえばUSBメモリ内のワードを立ち上げ、上書き保存ボタンを押すとします。
まだ書き込み中であることに気づかずにUSBメモリを抜いてしまうと、上書きがうまくいかないどころか、USB内のデータも損傷を受ける可能性もあるんですよ。
作業終了時の少しの手間を惜しんで、大切なデータが学校に来たら、無くなっていた~なんてことにならないように取り外しの手順を忘れないでくださいね。
では、良い夏休みをお過ごしください。