2014年2月14日金曜日

諸君、これがわが東経大の足跡である!

長らく工事の進められてきた新図書館ですが、先日来
工事用防護フェンスも取り外され、いよいよその全容が
明らかとなりました。

ガラス曲面で構成されたエントランス部が非常に美しく
印象的です。
新年度のオープンが待ち遠しいですね。

白い壁にクッキリと足跡が‥

さて、新図書館に先行してオープンした新5号館ですが、
こちらも外観はガラス面を多用し、内装はオフホワイトを
基調とした美しい校舎でした。

ところが、わずか2年足らずのうちに既にあちこち汚れて
(汚されて?)しまっています。

PCL教室が収まる4階フロアも、ご覧の有様です。→


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歌人・書家・美術史家の会津八一(1881-1956)が母校早稲田大学で教鞭を執っていたときのこと、
自身が大切にコレクションしてきた“万葉時代の瓦”を大学に寄贈した。
ところが、大学担当者はその価値を計りかねると処遇に困り、図書館脇の廊下に瓦を積み上げて

放置した。
それを見た八一は大いに落胆し、学生らの前でその埃にまみれた瓦を指差して、こう述べた。

「諸君、これがわが早稲田大学の“ほこり”である。」
 







  
つまり、なにが言いたいかといいますと‥
「せっかくの新校舎、キレイに使おうゼ!」